こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。
『ハイレバは危険』『ハイレバは絶対にやめたほうが良い』
ってよく聞くと思います。
実際に僕もそう思います。ハイレバはやめたほうが良い。
理由をシンプルに言うと『勝てないから』『負けるから』です。
例えて言うなら、市街地を140キロで走行するみたいなものですね。
たまに『俺は事故らない』とかいう反論が来るのですが、
そうですか。頑張ってください。としか言えません。
僕は普通の人の話しているので。
ハイレバのリスクは別記事で詳しく書くとして、まずはハイレバについて正しく理解しましょう。
まとめ
- レバレッジには『最大レバレッジ』と『実効レバレッジ』がある
- 大切なのは『実効レバレッジ』
- 実効レバレッジ=保有ポジションの金額(円換算)÷証拠金残高
- ハイレバは実効レバレッジ25倍を超えるポジション
レバレッジとは
レバレッジとは、【自分のお金の何倍分の通貨を持っているか】です。
和訳すると【テコ】という意味で、まさにテコの原理で資金に大きな力を加える(持ってるお金よりたくさん投資できる)ことが出来ます、
レバレッジはFX取引の最大の特徴というか、FXの仕組みそのものと言っても良いです。
【少ない資金で多くのポジションを持てる】
これがあるからFXをするんですね。無ければ現金のドルや、外貨預金と同じですね。
しかし、ご存知でしたか?
FXでレバレッジというと2つの意味で使われています。
最大レバレッジと実効レバレッジです。これを混同せず理解したいと思います。
最大レバレッジ
ご利用の口座で最大でどこまでレバレッジを掛けられるか。です。
日本国内の証券会社は25倍までというルールがありますので、僕の知ってる限りはどこでも25倍です。
海外の口座は制限が緩いので、有名なXMで888倍、中には1,000倍というところもありますね。
これはあくまでも、MAXどこまでいけるか。って話なのでみんなが言う、ハイレバとは関係ないありません。ハイレバが出来る口座でも、低ロットでやればハイレバではないです。
ただ、制限が緩いとついついハイレバトレードをやりがちになるのでそこは注意です。
実効レバレッジ
これが大切です。
【今のポジションにどれだけレバレッジが効いているか】
実はここまではハイレバで、ここからはハイレバじゃない。という明確な基準はありません。
経験則で言えば、10倍を超えてくると中レバレッジ、国内基準の25倍を超えると完全にハイレバでしょう。
もうちょっと具体的に見ないとピンとこないですね。
例えばドル円で考えていきます。(他の通貨でも考え方は同じ)
レバレッジが無いとしたら(レバレッジ=1倍)、1万ドル買うのにいくら必要でしょうか。
※計算ややこしいので1ドル=100円と仮定しますね。
1ドル買うのに100円必要ですから、×10,000して100万円になります。
10万円の証拠金で1万ドルポジションを持てば、レバレッジが無いときと比べ、10分の1の資金で持てていることになります。
これをレバレッジ10倍と言います。
4万円の証拠金で1万ドル持つのであれば、同様に25倍という計算になります。
レバレッジ888倍であれば1,126円の証拠金があれば1万ドル持てることになりますね。
まとめると
実効レバレッジ=保有ポジションの金額(円換算)÷証拠金残高
で算出することが出来ます。
最後に
どうでしょうか。
レバレッジという用語を整理できたでしょうか。
分かりにくかったらコメント下さいね。出来るだけわかるように書き直したいと思います。
繰り返しになりますが、『ハイレバ』は概ね実効レバレッジ25倍を超えるものと覚えておけば良いと思います。

ハイレバについて理解できたかな?
実効レバレッジ=25倍超と覚えておこう。
コメント
[…] そもそもハイレバとは何か。 […]