こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。
『どんな本を読んだら良いでしょうか』
『おすすめの本はありますか』
という質問、案外いただきます。
僕も全部読んだわけではないですがまあまあ読んだほうだと思いますので、
その中でもおすすめの本を紹介したいと思います。
僕のトレードスタイルと合っている本たちですから、書かれていることはもちろん僕の手法のベースになっています。
まずその前に・・・
『初心者でも出来た』
『3ヶ月で1,000万稼いだ』
『一日30分で出来た』
などの楽に稼げる系の煽りが入っている本は全部クソなんで読まなくて良いです。
楽して稼げるなんてことをメインのキャッチコピーにしている時点で、
FXのことなんにも分かってない。本が売れれば読者のことは知りませんって感じ。
でもみんなそういうタイトルが好きなんでしょうね。
FXは地味な投資です。派手な煽りはいりません。淡々と勝つ!
ではおすすめの書籍です。
ゾーン 最終章 (マーク・ダグラス)
FX・株・その他・・・すべてのトレーダーにオススメしたい本。
間違えないように言っておくと、トレードの仕方を解説した本ではありません。
もっと本質的な、「価格がなぜ動くのか」「どのような大衆心理が背景にあるのか」を理解する本です。
自分に置き換えると【なぜ投資はメンタルで自滅するのか】を自省できるでしょう。
オススメしておいていきなり申し訳ないですが、初心者にはおすすめできません。
自分自身でいろいろ試行錯誤してみて、悩んだ経験がないと腑に落ちないと思います。
トレーダーとしての殻を破りたいときに初めてこの本の凄さが分かるでしょう。
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門
「ゾーン最終章」とは打って変わってこれからFXを始めようとか、FXの基礎知識を身に付けたいという初心者の方におすすめの本。
これを読んだからといってうまくなりません。
ただ、Twitter上に流れているワードの理解とか、これからやる勉強のベースになる知識が身につくでしょう。
英語で言えばアルファベットのような、とりあえず覚えといて損はない知識です。
最初に買う一冊で迷ってるなら、これが良いんじゃないでしょうか。
鉄壁FX (笹田喬志)
最近読んだ本の中では一番良かった。
実際にトレーダーとして活躍されている人なので、ありがちな後付の自慢本かなと思って読んだら、
全然そんな事ありませんでした。
第1章にFXに取り組むための考え方、第2章以降に具体的な手法が載っているんですが、
この本の価値は第1章にあります。FXでお金を増やすとはどういうことなのか。
ぶっちゃけ第1章を完全に頭に叩き込めば、無駄な負けは激減するでしょう。
手法の部分はよくわかりませんでした。もちろん書いてある日本語はわかりましたよ(笑)
この通りにやって勝てるのかどうか、ね。
検証する時間もやる気もなかったので。
でもこれから学びたいという人には、少なくともそういうやり方もあるんだと参考になるのではないでしょうか。
マーケットの魔術師 (ジャック·D シュワッガー) / マーケットの魔術師 大損失編 ──スーパートレーダーたちはいかにして危機を脱したか (アート・コリンズ)
これらは読み物なんですが、個人的にはお気に入り。
相場では勝つことではなく、生き残った先に勝ちがある。
どれだけ天才的なトレーダーでも、資金管理が出来ていなければ一発で終わり。
僕がいつも言っている【マネーマネジメントこそすべて】がよく分かる本です。
「マーケットの魔術師」はいろんな方が読んだほうが良いと勧めてくれる本。
それだけの価値はあります。
ネットが無かった時代の話なので、手法は古いですが、
それよりもトレードに挑む姿勢とか、成功者がどんなことを考えて投資を行っているのかなど、
基本的なスタンスが身につきます。
大損失編もこれはこれで面白い。僕のことを理解したいならぜひ読んでください(笑)
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