受験シーズン。FXとの共通点を探ってみる。

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こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。

ノウハウ的な事だけじゃなくて、徒然日記も書いてみたいなと思いました。

突然ですが、受験シーズンですね。

僕は本業は教育関係なんです。
先生ではないけど教育関係の私企業でコンサルタントやってます。

なので職業的に受験生に触れる機会も多いんですけど、

ふと
『受験とFXって似てるな』と思った次第。

僕と同年代の人はもう受験した時のこと、忘れちゃったかな?
若い方は近い記憶ですね。

なぜ受験とFXが似てると思ったかと言うと

プロセスと結果の関係切り口で見たときにそう感じました。

さらに言うと、みんなが勘違いしてるところも共通してる。

大学受験のゴールは志望校合格!ですよね?
FXのゴールは勝つこと。

でも、志望校って、勉強しなくても入れる学校目指したら価値はありません。

どこの大学出たかなんて、今の時代関係ない

東大や京大、東京芸大とかの一部例外を除けば、
今の時代どこの大学を出ているかで社会で評価されるってことはまずありません。

実際のビジネスの現場でも、出ている大学の偏差値によって有利不利があったりはしないです。

『いい大学に入って→いい会社に入って→定年まで勤めて→悠々自適の老後』
こんなの人生100年時代においては幻想です。

65歳からの35年間をどうやって行きていくかが大切ですし、そもそも一つの会社で定年を迎えるなんてことのほうが難しい。

だから出身の大学なんて何の意味ももたらしません。

人間としての魅力、おとなになってから得た経験や知識、問題対応能力、課題を発見する能力。
こういった事によってキャリアが作られていきます。

だったら大学受験の本質は何か

大学受験の目的は『良い大学に入ること。偏差値60の大学に入るより、偏差値65の大学に入るほうがより良いゴールだ』
こんなの大嘘です。何十年前の話してんねんって感じ。

昔は正しかったんです。

なぜなら、『優秀の定義が決まっていて』『優秀な人材を大量生産して』『生産性を上げる』これが正しい時代でしたからね。

日本って国は、精度の高い製品を安く大量に生産することで世界に勝ってきた国なんです。

だから、与えられた課題に対して性格にスピーディに解決できる人材が優秀とされ、上司は部下に自分自身の優秀のイメージをしておけば世界に勝てた。

このイメージと大学受験はぴったりリンクしていたんです。

限られた時間で、間違えることなく、たくさん覚えてきた知識をアウトプットできる。

まさに社会に出てから求められる資質が測れるのが受験であり、偏差値の高い大学に入るほど優秀度が高い。

これであっていました。

ところが現代は違う

なぜなら日本はもう生産では他国に勝てないからですね。当然AI(ロボット)にも勝てない。

人口が減って、賃金は高くなってしまった。

そうすると高付加価値のサービスで勝負するしかないんです。

だから、他人と関係をうまく築くことが出来、課題を見つけて解決できる人間が求められています。

これは大量アウトプットの大学受験のイメージと一致しない。

偏差値=社会人としての価値ではないことが明確です。

FXのコラムなのに長々と大学受験の話をしたのには理由があります。

FXと大学受験が似ていると言いたいんですが、前提として大学受験のゴールを皆さん誤解されているので修正しました。

大学受験のゴール(目的)

これは、与えられた環境で自分に勝つってことです。

わかりやすく言うと『合格』という結果にゴールはありません。

『合格に向けてチャレンジした』そのプロセスこそがゴールなのです。

自分で目標設定をして、その目標に向かって、サボらずにコツコツと血のにじむような努力をしたことに価値があります。

具体的に言うと、努力しなくても大阪大学に入れる学力のある子が、努力せずに大阪大学に合格しても価値はない。

兵庫大学の学力の子が努力して神戸大学にチャレンジすることがゴールです。

FXのゴール

FXのゴールはなんでしょうか。

目的はお金を稼ぐことです。これはみんな同じだと思います。FXをやっていてお金を稼ぐ目的のない人なんていない。

問題はどこにゴールを設定しているか。

『そのトレードの勝ち負け』にゴール設定する間違いを犯す人が大半です。

だから間違えた行動を取るんです。ビビって損切りできない。欲に負けて利確できない。

FXの間違いの多くは、そのトレードを勝ちで終えよう(受験なら合格しよう)とすることにあります。

【FXのゴールは正しいトレードをすること】

ただこれだけです。

FXには不確定要素が多すぎます。要人発言、病気、国際情勢の変化。
一回一回のトレードは不確定要素に振り回されるため、勝つことなんて不可能です。

ところが正しいプロセスを踏んで入れる限り、100回トレードを行えばトータルで必ず勝てます。

合格は自分で決められない

FXで、一回一回のトレードで必ず勝つことが不可能なように、受験でも自分で合格を決めることは不可能です。

だって決めるのは大学じゃないですか?
自分じゃない。
要人発言までコントロール出来ないのと同じように、合格か不合格か自分で決めることは出来ないです。

その日、出題される問題が自分が押さえていた内容かどうか、他の受験生の学力は。不確定要素がいっぱいです。

自分にできるのは自分のことだけですよね。一生懸命努力して、体調を万全にして臨む。

繰り返しますが、合格するかどうかを自分で決めることは出来ないです。

FXで勝とうとしてはいけない

FXも同じです。

自分にできるのは正しいトレードをすることだけ。
勝てるかどうか自分で決めることは出来ません。

だから、そのトレードの勝った負けた。これは気にする必要もないですし、負けて大いに結構。

正しいトレードをして負けることはむしろ喜びましょう。

例えば、【三尊が出来てネックラインでショートエントリー】

鉄板パターンですよね?それでも上に行ってしまってロスカットすることも頻繁です。
こんなときに「自分は下手だ」とか「悔しい」とか考える必要すらないってことです。

淡々と黄金パターンでトレードする。勝つときは勝つし、負けるときは負けるが、100回やったら55回は勝てます。

それでいい。

最後に

今日は徒然と書きましたが、言いたいことは

【人事を尽くして天命を待つ】

大学受験もFXもここは同じだってことです。
自分のコントロール出来ないことをコントロールしようとするからメンタルがやられる。

淡々と正しいトレードをして、淡々と負けましょう。

それが常勝トレーダーへの道と信じています。

それと、これから受験を迎える受験生、頑張って欲しいですね。
上手く行っても行かなくても努力したことは必ず将来返ってきますよね!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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