こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。
質問1:FXは投資のつもりではじめましたか?ギャンブルのつもりではじめましたか?
質問2:FXは投資ですか?ギャンブルですか?
質問1の答えがギャンブルの人
→ギャンブルをよく分かっているので、そのまま頑張って下さい。一攫千金のチャンスがあるのがFX。借金だけしないでね。
質問1の答えが「投資」の人が問題です。
「本当に「投資」ですか?」「ギャンブル、してませんか?」
Twitterでフォローしてくださっている方はこの話何回もしているのでご存知かもしれませんが、
Twitterで見ていて、投資のつもりでギャンブルしている人の割合がかなり高い。
質問3:
ギャンブルトレードで、せっかく貯めた軍資金を溶かしていませんか?
それとも投資で負けただけですか?
これに答えられる初心者の方はそんなに多くないはず。
僕なりの仮説ですが、【きっと、何がギャンブルなのか分かってない】ことが原因です。
FXは麻薬と同じ
FXは甘い顔をして近づいて来ます。
『副業にぴったりだよ~』
『旦那さん(嫁さん)にバレずにお小遣い稼げるよ~』
『将来のために資産作れるよ~』
『上下当てるだけだから簡単だよ~』
麻薬も最初は
『疲れが取れるよ~』と寄ってきます。無料でもらえるし。
サプリかなんかだと思って気楽に始めちゃうと知らず中毒に。
FXも同じです。簡単に出来るお小遣い稼ぎの顔をして近づいてきます。
劇薬だと知ってないと、簡単にハマってしまう・・・
ギャンブルしない初心者ほど、FXにハマる
実は、麻雀、パチンコ、競馬など、ギャンブルをする人はFX中毒になりません。
または最初から24時間出来るギャンブルだと思ってやるので問題ありません。
これは自分の経験となぞらえて、ギャンブルとの違いを認識しながらやるからです。
薬と麻薬、何が違うか分かってます。
問題は、
「パチンコなんてバカのすること」
「競馬なんて馬に金かけて借金作るんでしょ?そんな男絶対にやだ!」
と思っている真面目な方なんです。
投資とギャンブルの違いを分かってないままFXを始め、知らない間にギャンブルトレードで大切な貯金を失ってしまう。
僕はこういう人を一人でも無くすためにTwitterで情報発信しています。
そう。真面目な人がよく知っている通り、ギャンブルで勝てる人なんてほんの一握りです。
僕も自分のことを正直『ギャンブル中毒』だと思います。
プロフィールに書いてる通り、麻雀、競馬、カジノ、パチスロ、株、FXと一通り経験してきました。
僕は幸いなことに、ギャンブルでなんとかプラス収支ですので生きてますが、これが下手くそならとっくに破綻していると思います。
ギャンブル中毒の僕だからこそ、ギャンブルの怖さとか、FXでギャンブルをしちゃっている人のことがよくわかります。
僕にしか伝えられないこともあるかもしれないと、僭越ながら思っています。
ギャンブルが嫌いな人ほど、ギャンブルトレードにハマりがち。
まずこれを意識してもらえたらと思います。
初心者が知らない「ギャンブルとはなにか」
ギャンブルの最もシンプルな定義は、「偶然の要素に金品を掛け、勝ったら手に入れ負けたら失う」です。
しかし、この定義だけだと、投資もすべてギャンブルということになってしまいます。1円でも賭けたらギャンブルということにもなります。
「胴元がいるかいないかだ」という人もいて、投資は胴元(そのゲームで搾取する人)がいないからギャンブルでないという方もいらっしゃいますが、身内でやる麻雀も、じゃんけんで1万円を賭けても、それはギャンブルですから、違うでしょう。
僕は、こう定義しています。
【偶然の要素を含んで結果が決まり、勝ったら金品が手に入るかわりに、負けたら大切なものを失う】
だから、偶然の要素を含まないものはギャンブルではありません。例えば将棋でお金を賭けてもギャンブルではない。1円や10円を賭けてもギャンブルではない(刑法の賭博罪でも、一時の娯楽に供するものを賭けても罪にはならないとされています。例えば負けたらジュースおごるとかね。)
では、FXはどうでしょうか。
ギャンブルにもなるし、ギャンブルでないとも言えると思いませんか?
正解です。
つまり、あなた次第でギャンブルにもなるし、ギャンブルにならないようにも出来る。それがFXです。
では、ギャンブルにハマってしまうとどうなるのでしょうか。
初心者が陥りがちなギャンブル中毒
「日本精神神経学会」作成のギャンブル中毒の定義を見ておきましょう。
1.興奮を得たいがために、掛け金の額を増やして賭博をする欲求
2.賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる、またはいらだつ
3.賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなどの努力を繰り返し成功しなかったことがある
4.しばしば賭博に心を奪われている(例:次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)
5.苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い
6.賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を“深追いする”)
7.賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく
8.賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある
9.賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む
1つでも当てはまっていたら危険な徴候です。
2番はいわゆる「ポジポジ病」のことですね。
ポジポジ病なんて可愛い言葉でごまかされますが、
「ポジションを持ってないと落ち着かない」「休みの日になると早くやりたくてウズウズする」
こんな症状出てませんか?
あれだけ軽蔑していた「パチンコ中毒」の人と同じなんですよ?
もっと多いのは6番じゃないでしょうか。
負けたお金を取り返したくてFXやってませんか?
立派な中毒です。
7番、8番もよくありますね。
こうやって改めて整理してみると、怖くなった人もいるかも知れません。
サプリだと思って飲んだものが実は麻薬だった。
投資だと思ってやったFXが実はギャンブルだった。
でも気付いたらまだセーフです。
ギャンブルをやめて投資をするには
気付いたら直しましょう。そもそも、投資がしたくてFXを始めたはずです。
FXはギャンブルにも出来ますし、投資にも出来る。あなた次第です。
投資としてFXに取り組むためには
ロットを下げる
これが一番の特効薬です。
そもそも、月に倍とかを目指すからギャンブルになるのです。
投資の世界では年間130%で運用すれば超優秀。
例えば不動産投資とかもそうですよね?
なのにFXでは月とか1週間で、5万円を10万円にしようとする。
この時点であなたはギャンブルトレーダーです。
多くても月に5~6%程度の利益を目標にしましょう。
そうすると、今みたいなロットでトレードしなくて良いはず!
ギャンブルの定義で見たとおり「大切なものを失う」からギャンブル脳が燃えるんです。
具体的には、
ポジションを持って仕事に行って、退勤するまでチャートをチェックしなくても良いロットにしましょう。
恋人や家族とご飯を食べているときに、スマホをチェックしたくならないロットにしましょう。
それが投資です。
イチかバチかでエントリーしない
「上がるだろ!」「下がるだろ!」「上がりそう・・・」「下がれ!」
でエントリーするのはまさに偶然に賭ける行為です。
投資がギャンブルでないのは、しっかりとした根拠に基づいてトレードするからです。
チャートを分析したり、シグナルを読んだり。
エントリーした後のお祈りトレードもそう。
馬券を買って『来い!!!』と叫んでいるのと同レベルです。
借金してFXしない
これも大切ですね。無いはずのお金をどこかから持ってきてFXしだしたらもう末期症状です。
ついでに、全資産をFXにつぎ込むのもダメ。
仮に貯金が100万あったとしたら、FXには20~30万にしましょう。
僕の場合は資産の10%くらいをFX口座に入れて運用しています。
負けた金を取り返しに行かない
負けているときの心理で多いのは『せめて元金まで戻したい』
この思考は捨てましょう。負けたお金はもう返ってきません。
あなたに出来ることは取り返すことではなく【将来勝つこと】だけです。
もっというと、今の手元資金を運用し、結果的に増えることだけです。
だってギャンブルじゃなくて投資ですから。
最後に
ギャンブルをしない人はギャンブルに免疫がない。
↓
自分がやってるのがギャンブルだと気付かない。
ギャンブル中毒の人をかわいそうに思っている自分がギャンブル中毒になってないか?
しっかり意識してトレードしましょう。
投資をするなら投資を、ギャンブルをするなら最初から分かってギャンブルを。

投資をするつもりで、しっかりハマっちゃったらだめですよ!
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