OCOトレードでメンタルを強化し、勝つ。

為替板FXノウハウ
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FXの鬼、ジャンヌのプロフィール→ジャンヌってどんな人?
初心者向けリアルトレード講座、鋭意追記中→『鬼のFX口座(実践編)』

こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。

エントリーは比較的簡単ですですけど、利確と損切りはすっごく難しいですよね?
僕にもたくさん経験があります。

「せっかく含み益が出てるのに、もっと伸ばそうと思って握っていたらマイナスに転落してしまった」
「マイナスに転落したくないので一応利確したらまた折り返して、握ってたら爆益になってた」
「早めに損切りしたら結局自分の思った方に行って利確しそこねた」

言い出したらキリがないほどたくさんあります。

そして、儲けそこねたという経験が積み上がると、どうしても慎重になってしまいます。
早めの損切り、早めの利確で結局利益を伸ばすことが出来ず、勝ったり負けたりしている間に資金が減ってしまいますよね。

いわゆる利小損大、それか利小損小。

この状況から立ち直るには、バタバタしないってことが凄く大切なんです。
少しの含み損くらいでビビってバタバタしない。
利益が減ってもビビってバタバタしない。

どっしり構えて利を伸ばす。

損失もある程度受け入れることが必要です。

でもメンタル的に負けたくないので、どうしても利益が出てる内に決済したくて利確してしまう。

こういう状態には絶対なります。

今日はその時の治療法、OCO練習法を紹介したいと思います。

OCOトレードとは

注文方法の詳細は下記の記事を見ていただいたらと思います。

OCOトレードを簡単にまとめると

『エントリーした後、利確の指値と、損切りの逆指値を同時にセットする』

というやり方になります。

OCO練習法とは

先にお伝えしておきますが、この方法は効果がかなり大きいです。

特にバタバタしちゃって勝てない人には効果絶大。

どういう効果かと言うとメンタルを鍛える効果です。

しかし、(やり方は超簡単なのに)教えても出来ない人が大半です。
勝ちたい方は是非やってみてもらえたらと思います。

ルールは2つだけ。

◆エントリーしてポジションを持ったら、OCOのセットを必ずして、利確か損切りするまで放置
◆30トレード、他の方法でエグジット禁止。OCOだけで決済する。

これだけです。

OCO練習法の意味と効果

OCO練習法の意味は、メンタルトレードをしない。ということです。

メンタルトレードは僕のオリジナル用語なんですが、【気分で売買ボタンを押すこと】です。
逆は何かというと、指値逆指値による決済、チャートのシグナルを受けての決済です。

『利益がどんどん減っているのが怖くて決済ボタンを押す
『損が拡大するのが怖くて決済ボタンを押す

逆もあります。

『利益が減ってきたけど、またさっきの利益まで戻るのを期待して決済ボタンを押せない

これらは全部メンタルトレード。損するのが怖くて、または欲張って、ボタンを押すか押さないか決める。
合理的じゃないんですよね。

みんな、エントリーのときには一生懸命チャート分析するのに、エグジットになると途端にメンタルトレードに走ります。こりゃ勝てない。

エントリーよりもエグジットのほうが難しいので、より客観的な根拠でトレードしないといけません。

OCOトレードの良いところは、
【メンタルなんて一ミリも関係なく、自動で決済してくれる】
ことです。

例えば、
『20pips含み益が出ていて、落ちてきて5pipsの含み益になった。本来なら5pipsでも良いから、またはせめてプラマイゼロのところで決済したい』
『3pipsほど含み損が出てる。ロングしているけどどうやら下げそうなんで、一回撤退したい』
こういうときでも容赦なく、損切りラインに到達するまでは決済してくれません。

その代わり、本来利確する予定だったところで利確してくれます。

このことでどういう効果が生まれるかと言うと、我慢が効くようになります

人間って習慣動物なんです。
なんで毎日歯磨きするかというと、習慣だからです。
多分4日に3回とかに減らしても、衛生的にはそこまで影響はありませんが、気持ち悪いのは習慣だからなんです。

30回OCOを繰り返すことで、機械がやってくれているとはいえ自分のお金ですから、我慢する習慣が付きます。
さらにいうと我慢したほうが結果儲かったという成功体験も得られます

この成功体験が大切で『バタバタしたほうが結局損じゃん』と身体で覚えられるんです。

騙されたと思ってやってみてください。騙してないんですけど。

OCO練習法の注意点

OCOをセットするときに2つだけ注意点があります。

1.値幅を狭く設定しすぎないこと。
我慢することを覚えるのが目的ですから、2pipsとかで設定していたら何の意味もありません。
ドル円なら最低15pipsです。それ以上はおまかせで。

2.リスクリワードを考慮すること
つまり、利確幅のほうが損切り幅より広くとってください。
例えば利確30pips、損切り15pipsなどです。
これで勝率は多少下がりますが、FXにおいてリスクリワードというのはもの凄く大切な考え方で、リスクリワードを実現していくことが結局の勝ちに繋がります。

最後に

今日は、仲の良い方には何度か教えたことのある練習法について記述しました。

ただ、やったら成果が出ると言っているのに、30回連続でデキる人はほぼいないですね。
それほど、メンタルトレードの魅力は強烈なんです。
決済ボタンって、【押したくて押したくて仕方ない】ものなのです。

でも、そういう心の動きが体験できるだけでもこの練習の効果だと思います。

是非OCO練習法、取り入れてみてください。

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