もう一度思い出すべきFXのキーファクター【リスクリワード】

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初心者向けリアルトレード講座、鋭意追記中→『鬼のFX口座(実践編)』

こんにちは、FXの鬼ジャンヌです。

「リスクリワード」または「リスクリワード比率」
FXやっていたら一度は聞いたことがあると思います。
始めたての人は初めて見たかもしれませんね。

『リスクリワードが大切だよ』と多くのトレーダーが言います。

僕も大切だと思う。

なぜ大切なのか?

『トレードで勝つための重要な指標』だからです。
『マネーマネジメントの考え方にもつながるから』です。

ところがそもそも『リスクリワード』という用語の意味がわかってなければ使いようが無いですね。
今日はその解説をしますね。

まとめ

  • リスクリワードはFXやるなら知ってて当然の大切なファクター
  • 計算式は「平均利益幅」÷「平均損失幅」
  • 抽象的だから意識しにくいけど、実はトレードに必要なもの。

リスクリワード(リスクリワード比率)とは

まず考え方を整理しておきましょう。

リスクリワード比率とは、トレードあたりの利益をトレードあたりの損失で割って算出されるレートのことを言います。

図解するとこうなります。

資金管理をはじめよう

例えば、平均利益が100pips、平均損失が50pipの場合、リスクリワード比率は2.0になりますね。
平均利益が100pips、平均損失が300pipの場合、0.33になります。

リスクリワードは小数点ではなくて比率で表現することも多いです。こっちのが馴染みやすいかも。
2:1とか1:3などの表記ですね。


リスクリワード比率が2.0の場合、勝つときは負けるときの2倍勝てるため、3回に1回勝てば損益分岐点を超えてきます。

1(勝つ回数)×2(リワード)ー2(負ける回数)×1(リスク)=0ですね。

FXの鬼
FXの鬼

眠くなってきたね。僕も。基礎知識だから我慢して読んでね。

平均利益が100pips、平均損失が300pipの場合はリスクリワードが0.33、3:1です。
(比率で書くときは損の方を前(左)に書くから注意)

このときは
3(勝つ回数)×1(リワード)ー1(負ける回数)×3(リスク)=0ですので、
勝率が75%でやっと勝てる計算になります。

このように、リスクリワードと勝率は密接な関係があります。
勝率が低い場合は、リスクリワードを高くしないといけない。
勝率が高い場合は、リスクリワードを低くしても大丈夫。

でも計算式は難しくないので覚えておきましょう。

なぜリスクリワードが大切な概念なのか

それは、利益を伸ばすことの大切さ、損失幅を少なくすることの大切さを意識させてくれるからです。

リスクリワードを意識せずにトレードした場合、多くの人がリスクリワードが1未満になります。
つまり利益幅よりも損失幅の方が多い状態。
いわゆる『チキン利確』『コツコツドカン』の発生です。

ご自身のトレードのリスクリワードを計算してみると良いと思います。

リスクリワードを高くすること。つまり利益を伸ばして損切りを早くすること。
これを意識するだけでトレードは変わってくるでしょう。

FXの鬼
FXの鬼

でも、ここまで読んでもまだピンとこないよね~。

リスクリワードの弱点

ピンとこない理由は、「リスクリワード」が極めて概念的な考え方だからなんです。
大切大切と言いながら、普段意識することがない理由も同じです。

リスクリワードを高くするほうが良いことなんて、当たり前で誰でも理解できる。
『ていうかそんなことが出来ないから負けるんじゃん!!!』

ですよね?『リスクリワード』で検索した結果読めるのはほとんどここまで。
経済学の本を読んでるみたいな感覚。

要するに、
『じゃ、俺は一体どうしたらええねん!!?』

という問いに対する答えが載っていない。

僕が答えましょう。

2つあります。

リスクリワードの使い方

1つ目は、トレードの回顧です。
これはやったほうが良いですね。リスクリワード比率を計算してみてください。
負けている人は80%が1未満のハズ。1未満であれば原因は「チキン利確」「引きつけ不足」のどっちかです。

逆に1を超えていれば他に負けている理由があります。
リスクリワードが高いのに負けていれば、それはすなわち勝率の低さが問題です。
勝率が低い理由はそもそも手法が間違っているか、損切りが早すぎるケースが多いです。
このように負けている理由を発見するために役立ちます。


2つ目は、実はエントリーポイントを決めることに役立ちます。

リスクリワードは『平均利益』÷『平均損失』と言いましたけれど、その一回のトレードでは「平均」という考え方はありません。
勝ちか負けかしか無いので、計算はできません。
ではどうするか?
「このトレードが利益になった場合の幅」と、「このトレードが損失になった場合の幅」で仮想リスクリワードを計算するのです。

実践的には、実はこの2つ目が大切。
これをされていない人が多いです。
出口を見ずに「上がりそうだからロング」「下がりそうだからショート」って人が多すぎる。
大切なのは「どこまで上がるのか」「どこまで下がるのか」これを見通すことなのです。
逆にそれが出来ないのだったらエントリーすべきじゃない。
その判断材料ですね。

実践については、ページを改めて詳しく書きたいと思います。お楽しみに。

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最後に

今回は「リスクリワードとは何か?」を書きました。
うろ覚えだった方が思い出すのに役立ったのではないでしょうか。
また、実はリスクリワードは実践的なトレードに役立つファクターです。

リスクリワードを上手く活用して勝ちトレーダーに近づきましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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