上がる回数と下がる回数 ~【逆ZONE理論】手法Tips ほぼ週間メルマガ(第5号)~

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こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。
私の発行しているメルマガの無料アーカイブです。

この号は第5号です。皆さんのトレードのお役に立てれば幸いです。

<上がる回数と下がる回数>

1分足でも日足でも構いません。
上がる回数と下がる回数を数えたことがありますか。
高値に丸をつけ、安値に丸をつけ、上がった回数と下がった回数を数えてみましょう。

そうするとすごいことに気付くと思います。
【上がってる回数と下がっている回数は同じ】
なのです。

でもよく考えると当たり前のことです。
上げるためには下げないといけない、逆もまた然り。
チャートは波ですから。
違う言い方をすると
「上がっていたからこそ、下げることが出来る。ずっと上がっているならそれは「一つの上げ」です。」
蝶の羽を同じで、下げるから上がるのです。上げるから下がるのです。

何を当たり前のことを一生懸命語っているのだ??
とお思いかもしれません。

ではその小さい上げ下げが積み重なって大きな波が出来るのですが、
大きな波が上がるか下がるかは何によって決まるのでしょうか。

今まで『上がるときは、上げている回数が多い』
こう認識されていたら改めてください。
上がる回数と下がる回数は1:1です。

そうすると、答えは一つしかない。

「上げるときは一回あたりの波の上げ幅が大きい」のです。

例えば
+50
-30
+40
-20
+50
-30
で合計+60です。

目からウロコ、コロンブスのたまごだと思います。
よく考えたら当たり前の事を言っているだけですから。

で、トレードにとってどう大事なのか。

上位足(4時間足とか日足)とかが【波のひとかたまり】です。上記の例でいうと+60
下位足(15分足)とかが【細かい波】です。上記でいうと6つの上げ下げ

葛飾北斎の有名な絵【富嶽三十六景】をイメージしてみると分かりやすいです。
絵には大きな波が描かれていますが(日足)、実際に海に出ると無限の細かい波からできています(15分足)

トレードにおいてお細かい波の上げ下げではなく、大きな波を掴むことが大切なのです。
大きな波さえ描ければ富嶽三十六景が描ける。

もっと具体的に見ていきましょう。
+50
-30
+40
-20
+50
-30
で合計+60

の例で、ロングをしたとき、ショートをしたとき
<ロング>
+50
+40
+50
<ショート>
-30
-20
-30

細かい波がこれですが、大きな波に変換したときに、どっちの方がつかみやすいですか?
(利益にしやすいですか)

50とかの上げ幅があれば、ある意味適当にロングしても20とか30とかは取れそうです。
逆に-20しかないところでショートしたら、ピンポイントで天底を取らないと利益にできない。
むちゃくちゃ難しいのです。

ダーツで的に当てれば良いのと、ブルに当てないとダメなのの違いです。

FXも同じで【大局観が合っていれば】的に当てれば良いようなものです。誰でも当てられる。(利益に出来る)
【大局観が違っていれば】ピンポイントで投げないといけません。

みんなが一生懸命勉強しているシグナルやインジゲーターは
-20のうち、「できるだけ高いところで売って、できるだけ低いところで利確する」手法なのです。

でもそもそも、-20の世界でシグナルを出すほうが簡単なのか?
+50の世界でシグナルを出すほうが簡単なのか?
です。

要するに大局観が合っていれば、シグナルなんて多少間違っていても利益に出来るんです。
上記の例でいうと+50の世界で勝負すれば30誤差があっても20取れます。
-20の世界で勝負すれば30誤差があったら負けです。

ですので、手法で大切なのは
■細かい部分より大きな部分
■短い足より長い足
■今の値動き(シグナル)よりも大局観

大きな動きをまず掴みましょう!

まとめ

★★★手法で優先順位が高いのは、【大局観を掴む】ということ★★★

今日も読んでいただいてありがとうございました。

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