こんにちは。FXの鬼、ジャンヌです。
FXに限らず投資において、資金管理は重要です。
ただ、重要だとはわかっていても、資金管理がうまくいかず感情に流されて取引してしまうケースもあります。
そこで重要なのが資金管理ルール作りです。
この記事をご覧になっている方は、
「FXをする上でのしっかりとした資金管理ルールを作りたい」
「そもそも資金管理ってどうすればいいのかわからない…」
このようにお考えの方もいるかと思います。
そこで今回はFXにおいての資金管理ルールについて、
FX初心者の方でもわかりやすく徹底解説していこうと思います。
気になる方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。
まとめ
- 損切りが資金管理の第一歩
- 5%ルールをマスターしよう
- リスクリワードレシオを意識しよう
FXにおいての資金管理の重要性
そもそもFXにおいて資金管理がなぜそこまで重要なのでしょうか?
確かに勝率の高い手法や利益率のいい手法を使えば、どんぶり勘定でもなんとかなるかもしれません。
しかし、一時はうまくいっても資金管理がおざなりだといずれ大きな損失を出す可能性が高くなります。
まずはFXにおいての資金管理の重要性について見ていきましょう。
半数以上のトレーダーが「損切り」が理由で損失を出している
FXを始めて少しすると損切りの難しさに気づくのではないのでしょうか?
実際多くのトレーダーが損切り失敗が原因で損失を出してしまっています。
以下のランキングは、2018年に1,000人のFXトレーダーを対象に金融先物取引業協会HPが行った調査になります。
【FX取引時に損失を出してしまった理由】
- 損切りができなかった(56.5%)
- 根拠の無い(薄い)取引をしてしまったから(37.7%)
- 損切りのタイミングが早すぎたから(28.5%)
- 自分に合った証拠金倍率を超えた倍率で取引したから(15.0%)
- 値段の確認ができなかった・しなかったから(11.0%)
- その他(4.0%)
調査結果からもわかるように、FX取引時に損失を出してしまった理由として過半数のFXトレーダーが「損切り」をあげています。
逆に考えれば、損切りを失敗しなければトレーダーとしての大きなアドバンテージになるのです。
損切りを失敗しないためには
それでは、損切りをしないためにはどうすればいいのでしょうか?
それはルールを決め、そのルール通りに取引をすればいいのです。
ただし、何も考えずにルールを決めたらいいというわけではありません。
根拠を持ってルール作りをしなくては、一時の感情に流されルールを破る可能性が高くなります。
根拠を持ってルールを設けるために必要不可欠なのが「マネーマネジメント(資金管理)」です。
資金管理の徹底によりFX取引の土台を固められます。
FXにおいての資金管理ルール
それでは次にFXにおいての資金管理ルールについて見ていこうと思います。
資金管理ルールは以下の3点が重要なポイントです。
【FXにおいての資金管理ルールのポイント3つ】
- 5%ルールで損失限度額を計算する
- 損切りポイントを決める
- 損失許容額を期間ごとに設定する
それぞれ順番に見ていきましょう。
5%ルールで損失限度額を計算する
まずは、損失限度額を計算しましょう。
ただ、損失限度額を計算すると言ってもどのようにすればいいかわかりませんよね。
投資においての資金管理では「2%ルール」が最も基本的な考え方です。
「2%ルール」はその名の通り、総資金の2%を損失限度額に設定します。
が、私はみなさんが少額でFXを始めていることも考慮し、5%までなら許容できるのではないかと考えています。
例えば、総資金(証拠金)が100万円の場合、損失限度額は5万円です。
トレードスタイルなどによって多少上限を下げることは構いません。
ただし、あくまでも損失限度額は基本5%だというルールを抑えておきましょう。
損切りポイントを決める
損切りは損失限度額から算出していきます。
トレード手法によって損切りポイントは違いますので、一概には言えませんが自分にあったやり方を試行錯誤して見つけていきましょう。
資金管理に慣れるまでは「損切りは30pipsで固定」など計算しやすいルールにするのがおすすめです。
常に5%ルールには抵触しないようにルールを決めましょう。
損失許容額を期間ごとに設定する
最後に損失許容額を期間ごとに設定しましょう。
「わざわざ期間を設定する必要はあるの?」と考える方もいるかと思います。
期間を設定するメリットは「短い期間でたくさんの損失を抱えてしまうリスク」の軽減です。
FXでは予想通りにいかないケースも多く、念入りに立てた戦略でも検証せずにうまくいくケースはそれほど多くありません。
また、短期間ではうまくいっていたものの段々と利益が伸びなくなるといったケースもあります。
まずは短い期間で損失許容額を設定して、うまくいけば段階的に期間を伸ばすというやり方がおすすめです。
期間内に損失許容額を超えてしまった場合は、残りの期間は休むのです。
利確ポイントを決めるには?
最後に利確ポイントの決め方について解説しましょう。
利確ポイントはそれぞれの手法によってやり方が異なります。
代表的なもので言うと以下のものがあげられるでしょう。
- サポートライン・レジスタンスラインを基準
- ゴールデンクロス・デッドクロスを基準
- フィボナッチ・リトレースメントで利確ポイント
手法は違えど、どの手法でも損小利大を目指すという目的は相違ありません。
そして、損小利大を目指すための基準が「リスクワードレシオ」なのです。
リスクリワードレシオに従って決める
リスクリワードレシオは以下の計算式で成り立ちます。
【リスクリワードレシオ】
リスクリワードレシオ = 勝ちトレードの平均利益額 ÷ 負けトレードの平均損失額
リスクリワードレシオの数値が高ければ高いほど損小利大を実現した手法です。
理想的なリスクリワードレシオは、一般的には2.5~3と言われています。
自分の手法がうまくいっていないという方はぜひリスクリワードレシオも考慮してみてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は、FXにおいての資金管理ルールについて解説していきました。
資金管理はFXに限らず投資をする上で土台となるものです。
この機会にぜひ自分の資金管理ルールを見直して、着実にFXで利益を拡大していってくださいね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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